150周年について

150年の歩みと未来に向けて

 2024年、青山学院は創立150周年を迎えます。米国メソジスト監督教会から派遣された3人の宣教師によって創設された三つの学校を源流とする青山学院は、幾多の変遷を経て、神様の御守りと御導きのもと、幼稚園から大学院まで約23,000名を超える園児・児童・生徒・学生を擁する総合学園へと発展してまいりました。これもひとえに青山学院をお支えくださった校友をはじめ関係者の皆様のご支援の賜物と、心から感謝いたします。

 この度、150周年記念キャッチコピーを『響け、青学マインド』と制定いたしました。「青学マインド」とは、個性を尊重し、自らの使命を見つけ、進んで皆のために取り組み、多様性を受け入れ、感受性と創造力をもって仲間を大切にすることであり、これこそが、AOYAMA VISION に掲げた「すべての人と社会のために未来を拓くサーバント・リーダー」です。

 青山学院は、この150年を機に200年、250年の未来への飛躍に向けて、「世界は一人ひとりの力で変えられる」(Be the Difference)を掲げ、神様より賜った力を発揮できる人間育成に全力で邁進してまいります。

 皆様方のこれまで以上に変わりませぬご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げる次第です。

青山学院理事長

堀田 宣彌

創立150周年の感謝と喜びと祈りを共に

 2024年11月青山学院は創立150年の大きな節目を迎えます。この節目の時にはまず、青山学院の歴史を築き上げてきた先人たちが、数々の困難に立ち向かったことから様々なことを学び、私たちは、その労苦に深く感謝しなければなりません。

 次に、アメリカのメソジスト監督教会のドーラ・E・スクーンメーカー宣教師がたった7人で始めた女子小学校の開校の日を創立記念日とする青山学院が、幼稚園から初等部、中等部、高等部、大学、大学院まで23,000人が学ぶ総合学園に発展したこと、そしてその教育・研究が国内外から高い評価を得て、30万人の卒業生が日本で、世界で活躍し社会に貢献していることを大いに喜びたいと思います。

 そして、これからの10年、20年、30年先、青山学院がどのような教育・研究を行うべきか、果たすべき使命は何かを見極め新たな計画やVISIONを掲げなくてはなりません。そこで必要となるのは、青山学院で学ぶ人が平和な未来を生きることができるようにとの熱い思いと願いと祈りです。そこにこそ新たな知恵が生まれ、進むべき道が見いだされます。

 青山学院を初めから見守られ、大いに祝福しこれからも導きたもう真の創立者である神に感謝しつつ、創立150年の感謝と喜びと祈りの時を皆様と共に迎えたいと願います。

青山学院院長

山本 与志春

響け、青学マインド。

 2024年11月16日、青山学院は創立150周年を迎えます。

 150周年記念事業として、祈りに支えられてきた青山学院の歩みを振り返ると共に、学院の発展を喜び、そして将来に向けた未来構想(AOYAMA VISION160)を発表し、新たな歩みを示したいと考えています。キャッチコピーは「響け、青学マインド。」ロゴマークにはさまざまなフォント、色でAoyamaGakuin150を表し、多様性を尊重し、躍動しながら進んで行く青山学院を表しています。

 世界は一人一人の力で変えられる。そして同じ青学マインドを持つ仲間と一緒ならどれほどのことができるか、それを記念事業の中で再確認し、未来につながるビジョンを社会に発信して行きたいと考えます。

 今、記念事業の企画を進めています。2024年は皆さんがキャンパスに集まり思い出を振り返り、青山学院の歴史、伝統、ブランドを再確認し、未来の目標を共有したいと考えています。記念事業アンバサダーには高橋克典さん、名取裕子さん、杏さん等卒業生の皆さんにお願いしています。さまざまな企画を準備していますのでこのサイトをブックマークしてください。

 創立150周年の感謝と喜びと祈りの時を共に祝いましょう。

記念事業実行委員長・常務理事

鵜飼 眞

さまざまな字体や色を組み合わせることで、個性を尊重しつつ繋がる様子を表現し、キャッチコピーの「響け」から想起される音符などの音楽記号のイメージに仕上げています。

Copy

青山学院の志を「青学マインド」と象徴し、
「響け」には、
皆で奏で、社会に届け、世界にインパクトを与える
という意味を込めています。

Statement

「青学マインド」─それは、

個性を尊重し、やさしさと寛容さで希望を生むこと。
決して驕らず、自らの使命を見つけ、進んで皆のために取り組むこと。
コミュニケーションの力で多様性を受け容れ、感受性と想像力をもって仲間を大切にすること。

生まれ持った資質を慈しみ、心の豊かさと人生の充足に努めること。

そんな「青学らしさ」が、実は、日本で、世界で、
これからの時代にもっとも求められる価値として見直されています。

ダイバーシティ、エンパシー、インクルーシブ、ウェルビーイング…。
そう、いま注目されている、これからの未来を創造するヒントは、
青山学院の教育と、私たちの中に、ずっと前から根づいているのです。

世界は、一人ひとりの力で変えられる。そして、
同じマインドを持つ仲間といっしょなら、一体どれほどのことができるだろう。

2024年、青山学院は創立150周年を迎えます。
「青学らしさ」を大切に、新たなつながりをつくっていきたい。
いまこそ、青学マインドを響かせ、想いを込めて世界に届ける時が来ています。

響け、青学マインド。 青山学院 創立150周年。

マクレイ記念館(図書館・情報メディアセンター)

2024年4月開館

「学生が成長する場であると同時に、図書館自体も成長し、進化する図書館」というコンセプトの新図書館棟。地下1階、地上6階建ての構造で、上階に行くほど専門性の高い学びができるように工夫されており、知を深めた後、再び下層の階で学び直すという「知のスパイラル構造」を実現します。

幼稚園舎建替計画

2025年4月全体完成予定

2023年4月より幼稚園舎の建替工事が始まりました。第1期として新園舎が2024年7月に完成予定。第2期として現在の園舎を取り壊して新園庭の整備が行われ、全体使用は2025年4月の開始予定です。園舎の延べ床面積はこれまでの1.5倍、園庭の広さは約2倍になる計画です。

青山学院ミュージアム開設

2025年5月開館予定

AOYAMA VISION「キャンパス再開発10年計画の策定」に謳われていた「自校史教育・研究の拠点となる青山学院歴史資料館の開設」に基づき、現状の法人資料センターをリニューアルするかたちで、間島記念館に「青山学院ミュージアム」を開館します。1階に展示室を設け、学院のサーバント・リーダーや学院史、キリスト教史などをテーマにした展示を計画しています。2階にはデジタルアーカイブを閲覧できる多目的ラウンジや大学の博物館実習に使用するエリアを計画しています。また開館後には学芸員資格取得を可能とする博物館相当施設の認可申請を行う予定です。

その他のプロジェクト

チャールズ・オスカー・ミラー記念礼拝堂改修工事
『青山学院一五〇年史』編纂