青山学院150周年の宣伝大使「青山学院150アンバサダー」に
本学校友の、高橋克典さん、名取裕子さん、杏さんを任命しました。

ブランドアンバサダー

高橋 克典

Katsunori Takahashi

俳優。1964年生まれ、神奈川県出身。
青山学院初等部、中等部、高等部卒業。大学経営学部出身。
1993年にシングル「抱きしめたい」で歌手デビュー。同年7月に日本テレビ系ドラマ『ポケベルが鳴らなくて』に出演。以降、俳優としても数多くの映画やテレビドラマで活躍。代表作はTBS系ドラマ『サラリーマン金太郎』、テレビ朝日系ドラマ『特命係長 只野仁』『点と線』、NHK朝の連続テレビ小説『舞いあがれ』『翔ぶ男』『子連れ親兵衞』等。
2004年10月、青山学院の本部礼拝堂で挙式。
青山学院大学同窓祭グリーンフェスティバルでメインイベントプロデュース・演出・出演、現青山学院評議員、理事長諮問委員。
母は青山学院女子短期大学名誉教授の故・高橋好子先生

これまで感じてきた青学の良さをお教えください

卒業してからよく感じる青学卒業生の特性として、時を経て会った折にも、地位や商売の話の前に“幸せに生きているか”と言う想いが最初に交わされることがよくあるように思います。とてもフレンドリー。ファミリーとしての温かい繋がりが、競争社会の中にいることを忘れさせてくれます。先輩・後輩の垣根を越えて仲間を大切にする、そんな心の有り様は、今まさに、この殺伐たる時代に人の心を温まらせ、何をするにおいても必要とされる根源であると実感することが少なくありません。

今回のステートメントにもある通り、今、青学の時代だと感じていらっしゃるのですね。

青山学院幼稚園は非常に素晴らしい教育を実践されていると、息子がお世話になり実感しています。その幼稚園では絵本の読み聞かせを奨励されています。親御さんがお子さんにする絵本の読みきかせに勝るものは無いのですが、俳優として生きている私としてはその読み聞かせを、自分たちの、もしくは友達のお父さんお母さんが、プロの俳優としてやったら、発展した何かを身近に感じてもらえるかもしれないと、ご理解とご協力をいただけたご同業の方々にお力をいただいて「朗読劇」を始めました。購入していただいたチケット代は、チャリティとして返済不要の給付型奨学金に充てさせていただいています。この活動を多くの方に知っていただき、広げていけたらと思っています。

志が広がっていきますね。これからの青山学院への提言をお願いいたします。

在校生、卒業生が誇りを持てる学校であってほしいですね。
時代が変わる中、昔良かったことが今もそうだとは限りません。伝統ある教育方針や理念のなかで、異なる形で表現していくべきこともあると思います。
今の児童、生徒、学生達は、私達の子ども時代とはポテンシャルが違います。考える力も、感性も高い。
青学でしか学べない青学マインドをはっきりと打ち出し、実践して、これからの時代を作っていける人物を無理なく輩出する学舎となることを願っています。

青山学院150アンバサダー

名取 裕子

Yuko Natori

俳優。1957年生まれ、神奈川県出身。
青山学院大学文学部日本文学科卒業。
1976年大学1年生の時『カネボウ・サラダガールコンテスト』で準優勝。1977年TBSドラマ「ポーラテレビ小説『おゆき』」の主演で注目される。以降、「法医学教室の事件ファイル」「京都地検の女」「チーム・バチスタ」シリーズなどの代表作をはじめ、映画、テレビドラマ、舞台など多数の作品で幅広い活躍。
主な受賞歴は1982年テレビ大賞優秀個人新人賞、エランドール賞新人賞、1988年日本アカデミー賞助演女優賞、1995年日刊スポーツ映画大賞助演女優賞。
2001年第1回フランス政府観光局女性親善大使賞など。

在学時の一番の思い出をお聞かせください。

キャンパスがすてきでした。いちょう並木も。青祭もたのしかったなア。

在学当時の青学と比べて今の青学はどのように見えますか?

駅伝をはじめ、スポーツでも活躍する文武両道のシティーボーイ(?)になってきた感じです。

青山学院で学んでよかったなあと思うことを教えてください。

先生方も人間的に幅広い、懐の大きい方が多かったですね。友人も今や各分野でオリジナリティのある働きぶりをされています。
のびやかな校風を感じます。

在校生へのメッセージをお願いいたします。

未来はどんなふうになるのか想像もつきませんが、学生時代の友人は、一生語り合える宝物です。人とのかかわりを大切に!!

青山学院150アンバサダー

Anne

俳優。1986年生まれ、東京都出身。
青山学院幼稚園、初等部、中等部卒業。
2001年モデルデビュー。05年からはニューヨークやパリ、東京などの主要ファッション・コレクションで活躍し、06年には、米ニューズウィーク誌から「世界が尊敬する日本人100人」の1人として選出された。07年に女優デビューを果たす。以降、映画やテレビドラマなどで活躍。
2022年7月、国連WFP親善大使に就任。

在学時の一番の思い出をお聞かせください。

点火祭。私の頃はまだ実際の火を蝋燭に灯していたので、檀上から皆が一斉に火を灯していたのがとても綺麗でした。

在学当時の青学と比べて今の青学はどのように見えますか?

今の青学、特に初等部は校舎がガラリと変わりました。新しい技術もどんどん取り入れているような気がしています。幼稚園の園舎も今絶賛工事中ですが、どんな風になるのかとても楽しみです。

青学で学んでよかったなあと思うことを教えてください。

日記を毎日書いたことで、文章を書くことが好きになりました。
あとは英語が(昔は小学生は義務ではなかった)2年生のころからあったので、皆英語にはなんとなく馴染みがあるような気がします。
あと青学生は何故かコミュニケーション能力が高いような気がします。

在校生へのメッセージをお願いいたします。

卒業生同士など、歳が離れていても、青学というワードだけでなんとなく仲良くなったり話がはずんだりします。それだけ感覚はどの世代でも近いのかなと思いました。在校時の友人達とは未だに密に連絡を取り合っています。一度青学に触れたら、世界中に友達ができたと思って、色んな人と繋がったり、頼ったり、助け合ったりしてください!

青学の未来への提言

伝統と革新の両方があるのが青学の強みだと思います。
家族や社会のあり方もどんどん変わっています。青学がこれからどこが変わっていくのか、変わらずに守っていくのか、とても楽しみです。応援しています。