わたしのとっておき
『ちいさいおうち』
バージニア・リー・バートン/文と絵 石井桃子/訳
作品概要、あらすじ
バージニア・リー・バートン/文・絵
石井 桃子/訳(岩波書店)
静かないなかに、ちいさいおうちがたっていました。やがて道路ができ、たかい建物がたち、まわりがにぎやかな町になるにつれて、ちいさいおうちは、ひなぎくの花がさく丘をなつかしく思うのでした。美しい名作絵本。
(岩波書店webサイトより)
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「ちいさいおうち」は、「ずっといなかのしずかなところ」にあって、「しっかりじょうぶにたてられて」いて、「まごのまごのそのまたまご」の時までたっているだろう、というのがこのお話の始まりです。「まごのまごのそのまたまご」というと、150年ぐらいでしょうか。150年前、青山学院の始まりは、生徒7人の小さい学校でした。静かな所だったのが、建物が建ち並び、道路ができて車が行き交い、電車が地面の上も下も走り、というような、このお話と同じ賑やかな町になりました。周りがどんなに変わっても、「イエス・キリストは、昨日も今日も、また永遠に変わることのない方です。」と聖書にあるように、これからもずっと変わらずに、しっかり立っていることでしょう。
すべての青山学院関係者
ふと立ち止まって青山学院のことを考える時
青山学院初等部部長
小野 裕司
青山学院大学文学部教育学科卒業。青山学院初等部教諭に任用され、学年主任を8年間、教務主任を13年間務める。奉職以来42年に渡って初等部ラグビー部コアラーズの指導をおこなう。2023年4月より初等部部長。日本キリスト教団井草教会会員。