わたしのとっておき

交響曲第五番「運命」

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

作品概要、あらすじ

5

作品完成まで5年かかった交響曲第五番運命。こんなにも時間を要したのはベートーヴェンが恋人と幸せで激しい気分ではなかったからでしょうか。いえ、それは思い入れが大きかったからです。当時なかった新しいスタイルが組み込まれた第五番はその後の音楽に新しい風を吹かせました。受験生の私は、心が折れそうな時この曲をよく聴きました。希望に満ちた曲の終わりをこの先への不安を感じながら、難聴と闘った彼の人生を思いながら。

クラシックが身近ではない人

やるせない気持ち、モヤモヤした気持ちになった時、ぜひ聴いてみてください。全てがちっぽけに感じ、心が解き放たれます。

青山学院高等部生

K.S.