わたしのとっておき
『カラフル』
森 絵都
作品概要、あらすじ
森 絵都著『カラフル』(文藝春秋)
生前の罪で輪廻サイクルから外されたぼく。だが天使業界の抽選に当たり、自殺を図った少年の体へホームステイ。新生活が始まった(文藝春秋BOOKS webサイトより)
150
友達や家族からもらう力は自分が思っているより150%くらい多い役割を持っていて、それにより、相手への思いや感情も変わったり、自分が知らなかった相手の新たな側面が見えたりすることがある。そして、その力によって、自分自身が変わることもあり、そこで世界も変わっていくかもしれない。大袈裟かもしれないが、自分と世界は表裏一体であると考える。自分が今、生きていなかったら、世界が変わるかもしれない。自分が生きる意義や価値、偉大さを感じてほしい。
中高生や大学生に読んでもらいたい。
人生において、何か嫌なことがあったり、つまずいたりして、自暴自棄(自分が嫌)になってしまった時、また自分とは何か、というアイデンティティの課題を抱えた時。
青山学院中等部生
T.S.