わたしのとっておき

『たいせつなきみ』

マックス・ルケード/文 セルジオ・マルティネス/絵 ホーバード 豊子/訳

作品概要、あらすじ

マックス・ルケード 著/セルジオ・マルティネス 絵/ホーバード豊子 訳『たいせつなきみ』(いのちのことば社)

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人生で1度は読んでほしい!ブックレビューも5に近い!0から“自分”の存在を見つめ直せる本。
私が初めてこの絵本に出会った時、聖書が語るメッセージを見事に表現していることに衝撃を受けました。造り主を忘れてしまった人間の姿、そして造り主に出会った人に起こる変化が、架空の小人の世界を通して表現されています。青学が大切にしてきたキリスト教信仰のエッセンスを味わえる一冊です。

かわいらしい絵本なので園児も楽しめると思いますが、テーマが深い分、自分を批判的に見つめることができる年齢以上の人にも読んでもらいたいです。

「何のために生きているのか」「自分はいったい何者なのか」という漠然とした悩みを抱える時。競争社会に疑問を抱く時。

青山学院高等部教諭

北川 理恵

神戸大学 発達科学部 人間行動表現学科卒。一般企業に11年間勤めた後、牧師を志し、2011年東京神学大学に入学。同大学院博士課程前期課程修了。2015年より日本基督教団 橋本教会 伝道師、副牧師(この間、和泉短期大学非常勤講師)。2019年より青山学院高等部聖書科教諭。趣味はジョギングと絵を描くこと。