わたしのとっておき
『くまのプーさん Winnie-the-Pooh』
A. A. ミルン/著 石井桃子/訳 E.H.シェパード/絵
作品概要、あらすじ
A. A. ミルン/著 石井桃子/訳 E.H.シェパード/絵『くまのプーさん Winnie-the-Pooh』(岩波書店刊)
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1人の男の子(クリストファー・ロビン)とぬいぐるみの動物(プーさんたち)が自然の中で繰り広げるファンタジー。E・H・シェパードのイラストもよーく味わうと、5倍楽しめるでしょう。その絵は内容を表現しているだけでなく、文章に勝るとも劣らぬほどプーさんの世界をよく描いており、いろいろな発見があります。英米文学科2年当時、アメリカ人の先生から英会話の授業でこの楽しみ方を教えていただきました!
子どもたちと、昔子どもだった人たち、皆に読んで欲しい。
クスッと笑いたいとき。「自分はバカだな~」と落ち込んだとき。
イギリス文学者 、 児童文学研究者 、 翻訳家
鷲津 名都江
青山学院大学文学部卒
元目白大学外国語学部教授。青山学院大学文学部英米文学科並びに教育学科卒業。同大学院教育学専攻修士課程修了。1986年~1990年、ロンドン大学教育学研究所に留学。英語英文科母語教育専攻修士課程修了、M.A.。
4歳で日劇「秋の踊り」に歌手小鳩くるみとして舞台デビュー。同年暮に初吹き込み、ビクター専属歌手となり、「なかよし」の表紙モデルを6年、NHKうたのおねえさんを10年務めるなど、多数のレギュラー番組に出演。「アタック№1」の鮎原こずえやディズニー映画「白雪姫」の白雪姫の声の吹替も手がける。
1978年に久留島武彦文化賞、1983年に日本童謡賞特別賞受賞。
1986年にロンドン大学留学以降は、教育活動並びにマザーグース研究、イギリス児童文学研究に専念。
主な著作に『わらべうたとナーサリー・ライム 』(晩聲社) 、『マザーグースと日本人』(吉川弘文館)、『『マザー・グースをたずねて』 (筑摩書房)、『マザーグースをくちずさんで』(求龍堂)、『いっしょにうたおう マザーグースのうた 1~3』(Jリサーチ出版)など。