わたしのとっておき

ブラームス作曲ピアノ協奏曲第1番

ヨハネス・ブラームス

作品概要、あらすじ

1

15

私はブラームスの音楽が好きです。4曲ある交響曲はどれも名曲ですが、敢えて1曲選ぶとしたら第1番。ピアノ協奏曲は2曲ありますが、私が好きなのは第1番です。チェロ・ソナタも2曲のうちのどちらかといわれたら第1番を選びます。ブラームスの音楽は、心から感動するとはどういうことかを教えてくれました。人が生きていくにはそういうものが必要だと思います。ちなみに、ピアノ協奏曲第1番の作品番号は15です。

すべての人に。音楽は年齢に関係なく誰の心にも直接届きます。

孤独を癒やしてくれるものに出合いたい時。永遠にすたれないものを知りたい時。

青山俳壇選者/元青山学院女子短期大学非常勤講師

片山由美子

上野学園大学音楽学部卒業。子どものころから、音楽と言葉を自己表現の手段としてきた。20代半ばで俳句と出合い、鷹羽狩行に師事。翌年、鷹羽狩行が主宰する俳句結社「狩」に入会。1984年、第1句集『雨の歌』を刊行。1990年、第5回俳句研究賞、1994年、『現代俳句との対話』で俳人協会評論新人賞、2007年、『俳句を読むということ』で俳人協会評論賞、2013年、第5句集『香雨』で俳人協会賞。その他、多くの評論集、エッセイ集、入門書などがある。2019年、「香雨」を創刊、主宰となる。現在、公益社団法人俳人協会副会長。公益社団法人日本文藝家協会理事。毎日俳壇選者。