わたしのとっておき
『零の発見』
吉田 洋一

作品概要、あらすじ
吉田 洋一『零の発見』(岩波書店 刊)
インドにおける零の発見は,人類文化史上に巨大な一歩をしるしたものといえる.その事実および背景から説き起こし,エジプト,ギリシャ,ローマなどにおける数を書き表わすためのさまざまな工夫,ソロバンや計算尺の意義にもふれながら,数学と計算法の発達の跡をきわめて平明に語った,数の世界への楽しい道案内書.(岩波書店webサイトより)
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この本は、小学6年生の時、「0で割ることはできない」ということについてがなぜかとても頭の中で引っかかっていた私に、担任の先生が紹介してくれたものです。この本を手始めに中学高校時代には数学や物理学の本をあれこれ読み、知的探究の面白さに目覚めました。人間の知的営みの歴史の面白さと素晴らしさを味わってください!
中学生、高校生、大学生
人間の知的営みに興味をもった時


青山学院大学教授/副学長
杉本 卓
教育人間科学部

東京大学教育学部学校教育学科卒業、同大学大学院教育学研究科学校教育専攻博士課程単位取得退学。2013年より本学教授、2023年より副学長。2019年4月~2020年3月タンペレ大学客員教授として1年間フィンランドに滞在。専門は情報教育、情報社会学。