わたしのとっておき

『150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか』

瀧澤 美奈子

作品概要、あらすじ

瀧澤美奈子 著『150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか』(ベレ出版)

150

150年という時間は、宇宙史や生物史で考えると、ほんの一瞬にすぎません。しかし、150年続くものを作るのは実に大きなことです。権威ある雑誌ネイチャーも150年以上続きました。ネイチャーには確たる理念がありました。上記の本では当時の科学界の様子や女性の置かれていた立場なども書かれています。いまのアカデミズムは、150年後の人たちにとってどのように映るでしょうか。

150年前の科学や当時の女性の立場について知りたい人、学問の歩みを知りたい人

150年という月日に想いをはせるとき。150年は、一人の人間の寿命をこえています。そのため、さまざまな人が協力し、また次の人が想いを受け継いでいかなければ150年以上続くことはできません。ネイチャーの創刊当時のことを知ることで、150年続くこと自体に敬意を感じることができるでしょう。

青山学院大学准教授

河島 茂生

総合文化政策学部

専門分野はメディア研究・情報倫理。東京大学大学院学際情報学府博士後期課程修了。博士(学際情報学)。2016年度青山学院女子短期大学に着任。 現在、青山学院大学総合文化政策学部准教授、青山学院大学革新技術と社会共創研究所所長。
主な著書として、『生成AI社会』(ウェッジ、2024)、『AI × クリエイティビティ』改訂版(共著、京都芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎、2023)、『未来技術の倫理』(勁草書房、2020)、『AI時代の「自律性」』(編著、勁草書房、2019)など。

河島茂生さんの著書『生成AI社会』→