わたしのとっておき

『深夜プラス1』

ギャビン・ライアル/著 菊池 光/訳

作品概要、あらすじ

ギャビン・ライアル/著 菊池 光/訳『深夜プラス1』(早川書房)

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小説作りにおける自分の0地点。ある人物をA地点からB地点に運ぶだけのシンプル極まりない話なのに、とんでもなく面白い。多くの小説が自分のベースになっているが、大学時代に出会って、エンタメの基礎を学んだのがこの小説。

クリエイターを目指す全ての学生に

ストーリーの展開に詰まった時。シンプルこそ最高ということを教えてくれる一冊。

小説家

堂場瞬一

青山学院大学国際政治経済学部卒

青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科卒業。読売新聞在籍中の2000年に、野球小説『8年』で小説すばる新人賞を受賞して作家デビュー。2013年から作家専従に。著書に「警視庁総合支援課」「ラストライン」「警視庁追跡捜査係」「ボーダーズ」などのシリーズ作品のほか、『ルーマーズ俗』『守護者の傷』『デモクラシー』『ザ・ミッション』『オリンピックを殺す日』『小さき王たち』『幻の旗の下に』など、警察小説、スポーツ小説多数。2024年には初の翻訳も手がけた(『キングの身代金〔新訳版〕/エド・マクベイン著』)。著書は間もなく200冊に達する予定。