わたしのとっておき

『赤と黒』

スタンダール/著  小林正/訳

作品概要、あらすじ

スタンダール/著  小林正/訳『赤と黒』(新潮社 刊)

1

高校時代に読んだので印象は強く残っていますが、長編ゆえ内容は詳しく明確に覚えていません(今回読み直しました)。死ぬ前に読みたい本かと問われれば、それは入りません。一番大切にしたいことは読書です。私は若い時から近眼だった為、皆様がお読みになっている程には読む時間は少ないです。集中読に努めています。『語り継ぎたい日本語』という本もおすすめです。

高校時代部活動として「ロマン・ローラン友の会」に入部してました。本を読み各自思いを語る倶楽部でした。ロマン・ローランの赤と黒がスタンダールに影響を与えたと思います。高等部生、大学生が良いのでは

階級闘争を通じた人間を対象とし、貴族階級の様子、支配階級の腐敗が書かれ、男女の愛の裏切りの連続、実際の事件がもとになっているとの評もあります。「生活に無理をせず生きる」感じが良い。動機とヒトの心の本質を感じる。中世のフランス社会を知りたい人は必読です。

青山学院理事長

堀田 宣彌

青山学院大学卒

青山学院大学法学部卒業。株式会社守谷商会専務取締役、株式会社GM INVESTMENTS代表取締役を経て、2015年青山学院理事就任。同年11月理事長に就任し現在に至る。
公益財団法人 伏見記念財団 理事。一般財団法人守谷育英会 評議員。公益財団法人 日本台湾交流協会 評議員。