わたしのとっておき
『僕はイエローでホワイトでちょっとブルー』
ブレイディみかこ

作品概要、あらすじ
ブレイディみかこ 著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮文庫刊)
人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、みんなぼくの大切な友だちなんだ――。ぼくとパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこぼれる感動のリアルストーリー。(新潮文庫webサイトより)
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「”一生”ものの課題図書」とも呼ばれる作品。
主人公は当時11歳。同年代の子が主人公で反抗期のエピソードなどどこか共感できるような内容も多く読みやすい!エンタメが好きな人にとっては聞き覚えのある内容も多く、筆者の独特な表現もクセになります。「他人の靴を履いてみること」など相手の視点に立って物事を考えることの大切さについても学べます。
主に中高生 海外に興味、憧れがある人
社会情勢や外国(イギリス)の学校生活に興味がある人
ちょっぴり誰かに背中を押してもらいたい時
様々な社会問題について知りたいと思った時(実際のエピソードに紐づけて学ぶことができる)


青山学院高等部生・作家
座間 耀永
